先日の記事、Linux LVMのバックアップに引き続き、取得したバックアップからリカバリしてみたいと思います。
想定する状況としては、稼働していたサーバのハードディスクが物理的に故障して、新しいハードディスクに交換した環境にリカバリをする手順としてみたいと思います。
それでは、いってみよ~。
SystemRescueCDは32bitにも、64bitにも対応している。
CDでboot直後に表示されるbootプロンプトで以下のようにする。
32bitカーネルで起動する場合は「何も入力しない」か「rescuecd」と入力する。
64bitカーネルで起動する場合は、amd64に対応しているシステムだったら「rescue64」で起動できて問題無ければいいけど、amd64に対応してなかったり、なんかおかしければ「altker64」で起動すべし。
自分のシステムがamd64に対応してるかどうかわからなければ、とりあえず「rescue64」で起動したらいいと思います。
手元のVMwareの環境ではrescue64で起動したら、起動はしたものの仮想ハードディスクが認識されませんでした。
altker64で起動したらハードディスクも認識したので、試して見てちゃんと動く方で起動すればよいです。
SystemRescueCDメモ
ダウンロードは、http://www.sysresccd.org/Main_PageのDownloadからできます。
CDに焼くなり、ISOイメージのまま仮想マシンで使うなりどうぞご自由に使ってください。
SystemRescueCDはNTFSのマウントもできるらしく、partimageを使ってバックアップもとれたりするみたいです。
そのうち試して見たいと思います。
とりあえず今回は、起動した後、ネットワークにつなぐあたりのメモを残します。
1.ネットワークに接続する
DHCPのある環境であれば、
# dhcpcd eth0[Ent]
でDHCPが有効になり自動でIPを取得します。
※eth0の部分は環境に合わせてNICを選択してください。
DHCPが無い環境だったら、
# ifconfig eth0 IPアドレス[Ent]
# route add default gw ゲートウェイのIPアドレス[Ent]
# vi /etc/resolv.conf[Ent]
nameserver DNSサーバのIPアドレス
をしてあげればどこにでもつながるかもね。
※eth0の部分は環境に合わせてNICを選択してください。
もしインターネットにつながなくて良ければroute addとresolv.confは無くてもいいよ。
2.NFSのマウント(NTFSじゃないよ)
これは普通通りにやればいいのですが、
# mkdir /mnt/nfsmount[Ent]
# mount -t nfs IPアドレス:/NFSのパス[Ent]
というようにします。先にマウントポイントのフォルダを作っておきましょう。
当たり前ですが、ココで作ったマウントポイントのフォルダなどは、再起動したら消えますので、再起動したら毎回作成する必要があります。(再起動しなければ消えないはず)
Sambaとか、SSHとかも使えるみたいです。(FTPサーバは入ってなかった)
Linux LVMのバックアップの続き。
今日は、SnapShotをとって、バックアップをしてみたいと思います。
昨日やった所までやるとやり過ぎてしまったので、昨日の投稿を修正してVolume Groupを拡張したところまでにしました。
手元の環境ではLogical Volumeまで拡張してしまっていたので、Logical Volumeを縮小しようとして、lvreduceを実行したところ失敗してOSが起動できなくなってしまったので、急遽再インストールをしました。(VMなんだから先にイメージ取っておけば良かったんですが。。。)
lvreduceコマンドを実行するときは注意してやった方が良いです。(今回はオプションに「-」(マイナス)を付け忘れただけで追加した領域OSで使っている領域まで縮小してしまった)
今日はLinuxサーバのバックアップ方法について、調べたりしたので、そのメモ(._.) φ
本当はpartimageとかでバックアップとれれば簡単だったんだけど、手元のLinuxがLogical Volume Mnagerになってて使えなかった。
でも、Linux LVMも調べてみたらSnapShotをつかって起動したままバックアップがとれるらしいことがわかったので、早速試そうとしたら、LVMにSnapShotをとる容量がなかった。
その容量を確保するところからはじめました。
今までセットアップ時にLVMのところは適当に初期設定にしていたのですがちゃんと考えないといけないんだな~と思いました。
Linux LVMパーティションの作り方
流れは、「Physical Volume」の作成、「Volume Group」の拡張、「Logical Volume」の拡張といった流れになっています。
Logical Volumeに容量が確保できれば、SnapShotがとれるはず。
ちなみに、新しいディスクを追加したのではなく仮想マシンの仮想ディスク容量を増やして、Linuxのインストールされたディスクに新たに空き容量を作ってみた。
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